渓流解禁前夜
チラシに思う Part2
1991年3月のB4チラシ、これも懐かしいチラシだ。当時は3月21日が栃木県内の渓流解禁日。それに合わせてルアー、フライ、餌のタックルのイメージをコーディネイトした。商品撮影現場はギャラリースペースで上質なカーペットが張ってあったから撮影に打ってつけだった。そんなギャラリーも今は存在しない。
キャッチコピー左横の写真は、『これ、絶対あった方がいい』と咄嗟に思いつき、いきなり宇都宮市を流れる鬼怒川へ行って露出アンダーで夕方感を出して撮影した。ほんと手作り感に満ちていた。
当時は店舗も宇都宮店、水戸店、高崎店の3店舗。商圏を広く取りアウトドア専門店としてライフスタイルと情報を発信していきたい、そんな思いが強く感じられた。まだファザード店舗名ロゴ下にはFISHING & OUTDOOR LIFE STOREの文字も掲げられていた。当時は釣りをベースにしたアウトドアストアだったのだ。個人的には古い人間と思われても、こちらの方がカッコいいと思っている。